オフィスで働くビジネスマンの皆さんにとって、平日はどこまでも仕事中心になりがちですよね。
よく「人生は仕事をするためにあるんじゃない!楽しむために生きようよ」とか、誰も面と向かっては否定できない「正論」を声高に叫ぶ文化人をテレビ等で見かけます。
でも自分の人生を楽しみ、家族と幸せに暮らすために働いている人々に、この「正論」は「空論」です。刺さりませんよね。
そうは云っても、やはり仕事中心の生活で、自分の健康管理をおざなりにしてしまい、体調を壊してしまうのは本末転倒です。
仕事中心にならざるを得ない現実のなかでも、自分の生活への負荷を最小限にとどめながら、健康を維持するための習慣を身に着ける。それが「自分自身を守る」ことにつながるのだと思います。
今回は、オフィスで勤務する皆さんが、きちんと仕事をこなしながらも、自然な生活習慣のスタイルを確立するなかで、ウォーキングの時間を確保し、健康志向になれる方法を、私の体験に根差した範囲で共有させていただきますね。
20分早く家を出て駅から会社まで遠回り
出社して自席に座ってしまったら最後、もうメールチェックや電話対応、上司からの声掛け等、始業時間前であっても済し崩し的に「仕事モード」に絡め取られてしまいます。
ウォーキングの時間を確保するためには、20分早く自宅を出ましょう。
最寄り駅からオフィスまで、徒歩10分だとします。
あなたがもし20分早くご自宅を出られれば、駅からオフィスまで、遠回りのルートで、迂回して、会社に着くまでに30分のウォーキングタイムを確保することができます。
些細なことだと思われるでしょうが毎日のことです。
半年も続けますと体型が変わります。
ただし留意点があります。(-0-)
夏場ですと汗をかき、リュックを背負っていると会社に着いたときに、スーツの背中が汗でびっしょり、という副作用があるんですよねぇ~、これがっ。
対策のためにインナーとポロシャツを着て通勤し汗を吸い取り、会社に着いたらリュックから出したワイシャツに速攻で着替え&汗拭きシートで身体を拭くという煩わしい儀式が必要な点で、少し面倒くささがありますね(汗)。
階段を2フロア昇ってトイレを使用
平屋建てのオフィスにお勤めの方には使えない方法ですが、お手洗いに行くときには、2つ上くらいのフロアのトイレを使用するのがお薦めです。
もちろんエレベータではなく、階段で上っていくのですよ。
「トイレに行きたいな」と思いながら階段を使用するので、自然とスタスタ早歩きになります。
踏み台昇降やスクワットと同じ効果で太腿に負荷がかかりますので、立派なレジスタンス運動が成立するというオマケつきです。
もっとも「もう漏れそう!間に合わない~」(><)というときは、そっちを優先させていただくのは言うまでもありません。
因みに私はこれを半年のあいだ実践していたら、そのフロアの部署のひとたちに「別の部門にマーキングしにくる男」として周知され、その部門との仕事の連携がしやすくなりました。犬のおしっこ効果です(笑)
階段は「昇ったら降りる」わけですから、降りるときの運動効果も追加されます。
よいことづくめです。
昼食は少し離れた公園で摂る
仕事にはメリハリが大切です。
私は以前、オフィスの自席で昼食をとっていましたが、なんとなく仕事の延長でメールチェックをしてしまったり、昼休みなのに席にやってきて質問をしてくる後輩や、電話をかけてくる取引先の対応等「働いているのか?休憩なのか?」わからないような状態になることが頻繁にありました。
最近、エコという観点から、昼休みにオフィスの照明を消す会社が増えているといいます。
私の会社もそうなんです。
一生懸命に仕事をしているのに、真っ暗なオフィスで色のわからないコンビニ弁当を食べたりしていると、ふと、なんで自分はこんな仕打ちを受けているのだろうと悲しくなります。
上司や同僚と一緒に外食、という方もいるかもしれません。コミュニケーションの円滑化という効果はありますが、たいていその時間は会社の仕事の話か、最悪なのは上司の自慢話(オレ様伝説)と説教です。
と、いうわけで、私は昼休みは会社から10分ほど歩いたところにある花壇のある広い公園にいき、そこでお弁当を食べるようにしたら、しっかり休憩したという意識を持つことができ、明るい陽射しとそよぐ新緑の下で食事をすることでリラックス効果も得られることが体感できました。
食後は公園をブラブラしたり、ちょっとした体操をしたり、文庫本を読んだり、と
仕事モードから頭を完全脱却させ、また10分ほど歩いて会社に戻って午後の仕事を再開です。
リラックスできたうえに、往復で都合20分のウォーキング時間を確保できます。
食後の腹ごなしにもなりますしね。
さいごに
皆さんも日々を精一杯に過ごされていると思います。私もそうです。
仕事や趣味、そのほかの人間関係で、毎日ホッとできる暇もない、という場合、そこにさらに「健康のためのウォーキング時間を捻出するぞ!」などと決意した日には
並大抵ではないモチベーションの維持と、悲壮なまでの覚悟の継続が必要です。
新しいことをする時間が捻出できないのでしたら、生活のなかで必ずしなければならない「通勤」「排泄」「食事」にかこつけて、その過程で無理なくウォーキングを挟み込んでいくことが最も現実的で、無理のない方法だと思います。
上記はあくまでも私の生活のなかでの工夫の事例です。
皆さんも「こういう動作のなかでウォーキングをしているよ♪」という経験談があれば、教えて頂けると嬉しいです。
無理なく!負担なく!ストレスなく!で工夫していきましょーねっ!
でわ~っ!(●^-^●)/
コメント