お散歩のついで探訪シリーズ!「ピクトさんを探せ!」

あきらんウォーク

みなさんは「ピクトさん」という呼称をご存じですか?

突然ですみません。外国の人のお名前ではありませんよ。
この「ピクトさん」というのはピクトグラム(絵文字)に由来した造語なんです。
道路や駅、商店街、工事現場など、街を歩くといたるところにある「標識や警告看板に書かれた人物」の総称です。

ごちゃごちゃと御託を並べるよりも見て頂いたほうがわかりやすいですよね。
つまりは・・・、

こーんなやつとか

こーんなやつとかです。

お散歩、ウォーキングを毎日の習慣にしていると「ああ、今日は気分が乗らないなぁ」という日が必ずあります。
そういうとき、気分転換に「探しながら街を歩いてみようよ!」というセルフ・イベントとして、この「ピクトさん探し」のウォーキングもよいんじゃないかなって。

今回はそういうお話です。(^-^)

「ピクトさん」って何なん??

かわいい名前ですよね。
これ「日本ピクトさん学会会長」(本当にあるんだ!)の内海慶一氏によって2003年に命名された「造語」です。

その語源となったのは「ピクトグラム」という言葉。冒頭でも述べました通り、警告とか注意を促すために、字で書くよりは絵で一目でわかる
アイキャッチな視覚記号(サイン)のことですね。

デパートの非常口とかトイレの男女のマークとか、ああいうのも絵を見ればすぐにわかります。
緑地に白とか、白地に青とか、明暗が明確な2~3色で インパクトどーん! みたいに目に訴えかけますよね。

この、非常口から逃げようとしている「白い人」や「トイレの前の青い人、赤い人」のことを総じて「ピクトさん」と呼ぶようです。
全世界に、ありとあらゆるいろいろな種類の「ピクトさん」がいます(笑)

「ピクトさん」の分類について

「日本ピクトさん学会会長」の内海氏は著書も出しておられます。

名づけて「ピクトさんの本」(ピー・エヌ・エヌ新社)
そのまんまの書籍名ですよね(笑)発売されたころ、本屋さんに緑の「非常口マーク」みたい印象のカバーをしたこの本が、妙に目立ってキャッチーに山積みされているのをみて買ってしまったことを覚えています。
そのときはじめて、子供の頃から慣れ親しんでいるあの標識や警告・注意看板の人型の絵を「ピクトさん」と呼ぶんだぁぁぁぁ!という新鮮な発見がありました。

この本によるとピクトさんには様々な分類がされていて、転びやすいところでの「転倒系」、ビル建設などの工事現場の下の道を通るときの「落下系」、横断歩道とかの「駆け込み系」や電車の「はさまれ系」など、実に10種類に分類されています。それ以外にもオールマイティな「黒ピクトさん」なるキャラもいます。面白いですよね。

ちなみにこれが「転倒系ピクトさん」です。

私が今日、お散歩したなかで探してみたのは商店街の車道に書いてある自転車ピクトさん。

あと、コンビニで「コロナ禍の立ち読み禁止」の黒ピクトさん。
立ち読みしなかったけど、写真撮っちゃ本当はだめだよね(>0<)ごめんなさい!

あとね~。いまこのブログ記事を書いていて思い出したのは、数年前、ハワイのホノルル空港で日本へ帰る便を待つ間に入った男子トイレのピクトさん。
アロハ着てます!となりの車いすピクトさんと一緒に2人ゲットです!

お散歩!ウォーキング中に「ピクトさん」を探してみよう!

さて、皆さんもご承知の通り、街を歩けば様々なピクトさんで溢れています!
大きな栗の木の下で栗拾いするより簡単にコレクションできます。

田園調布駅で「ピクトさん」を探したらウジャウジャ存在していた件!

スマホを片手にお散歩・ウォーキングをして、気に入ったピクトさんやコミカルなピクトさんを探してみたら、きっと楽しいと思いますよ。

普段、あまり気にも留めていないけど、それだけのピクトさんが街に存在するということは、それだけ街が危険に満ち溢れているということです。
これを機会に交通標識も覚えて、建設工事現場を通る際の落下注意や、踏切の駆け込み注意にも神経を払って、安全なお散歩、ウォークライフを満喫してください。

くりかえし言います「ピクトさん」は皆さんに「ここは危険だよ」「ここは気を付けて通るんだよ」と優しく語り掛けてくれる可愛いキャラクターです。彼らを見つけて、よく周囲に注意しながらお散歩することが大切なんです。だから「ピクトさん探し」はそういう意味でもとっても有益な楽しいレクレーションなのです。っと無理やり結論づけておきまーす。

それでは、また~(●^-^●)

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