散歩の極意 通った道を引き返さないこと!

あきらんウォーク

学生時代、体育の時間のマラソン校庭10周での出来事です。

半分の5周まで走ったところで教諭から「あと5周、がんばれ!」と言われて、その瞬間、魂が向けたように「ヘコッ」となったことを覚えています。
いままでの5周を走り続けてくるだけで相当苦しかったのです。それを今からもういちどやるのか?という絶望感。
いま、こうして書いていても臨場感ありありで思い出されます。あー嫌だ(笑)

お散歩コースはぐるっと回ってゴールをめざせ!

散歩・ウォーキングも長い距離だとそれなりに疲れます。
今きた道をまったく同じ距離、逆方向にひきかえすほど虚無感に苛まれるものはありません。まるで同じ本を2回繰り返しで読むようなものです。
A地点からスタートしB地点まで歩いたら、また折り返してA地点に戻る、これでは開拓精神も得られませんし、不毛なことこの上ないです。
今まで歩いてきた道をそのまま引き返す・・・。ワクワク感もないですし、なによりも精神的に疲れます。

A地点が電車の駅だとしましょう。
帰路につくには、結局またA地点に戻ってこなければいけないにしても、直線を折り返し、同じ道を帰ってくるコースではなく、A→B→C→Dと周り、最後にまたAに戻るというコースを選びましょう。

一度歩いた道は2度と歩かないぞ!

そういう決意でお散歩のコースを計画しましょう。

最初はきつく 最後は楽に

記事の冒頭で述べたマラソンの例をもう一度使います。

マラソンがなぜ辛いのか?それは走り始めが一番元気で、終盤に近づけば近づくほど苦しくなるからです。当たり前ですよね。だって体力も気力も消耗するのですから。
ぐるっと街を周回するマラソンならまだしも、競技場からスタートし道路へ出て、折り返し地点を引き返し、また競技場に戻ってきてゴール、というパターンですと、前項で述べたような絶望感がハンパないです。
よく「ランナーズハイ」などと言って一定の辛さを乗り越えると恍惚になるという話もききますが、あまりの激痛に気を失う怪我人と同じ。健全な状態とは言えません。

山登りなど、同じ道を登って下るから、まだなんとか楽しいのであって、下った後に、同じ道を登るなんてなんて耐えられないでしょう。
(因みに私は登山をするのなら、高尾山みたいに複数ルートがあって登りと下りで別の発見、ワクワク感が満喫できるところが好きです)

お散歩やウォーキングを楽しむ場合、コースの道順としては最初は登り坂などのきつい場所から開始し、だんだんと平地や下り坂、景色を楽しめる場所を歩くルートを経てゴールに到達するようにしましょう。

「終わりよければすべてよし」は固い公式

お散歩、ウォーキングを習慣として、息長く継続していくには、その日の歩きを終えたときに「ああ、疲れた!辛い!もう嫌だ」という心境になってはだめです。「楽しかった!いい運動になった」と満足し、明日もまた歩きたい!と思うようにならなくっちゃ。

そのためには折り返しで同じコースを往復するのではなく、ぐるっと回るコースで、常に新鮮な景色を楽しむことと、前半は運動になる勾配を登り、後半は楽しくスイスイ歩けるコースを選ぶことです。
ゴールするときに「ああ!楽しかったな」となればよいのです。

お散歩、ウォーキングの習慣がなかなかつかず、歩くのが億劫な方は一度その視点でコースを試してみてください。
新鮮さを維持するための工夫が必要ですよっ!

それでは!今回はこの辺でっ!(●^-^●)

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