ウォーキングが続かない!と悩んだら試してもらいたい工夫3選!

あきらんウォーク

健康のため、またはダイエットのためなど、ご事情は様々だと思いますが、ウォーキング人口はここ数年、明らかに増加傾向にあります。

皆さんも外出すると、明らかに目的地へ向かって歩いているのではない、「歩くために歩いている」ひとを見つけるのは難しいことではないと思います。

動物がこの世に生を受けると、まず他の動物に捕食されないように、本能的に立ち上がり、歩くことが最初の重要な活動となります。つまり「歩く」という行為は本能的なものであり、人間もまた、歩きたいという衝動は抗いがたいプリミティブな動機からくるものだといえると思います。

ただ、冒頭で述べたように「健康」「ダイエット」などの成果をめざして「毎日のウォーキングを習慣にするぞ」と意気込んでしまうと、それはやがて心の負担になり「ああ、今日は行きたくねーなぁ」とアンニュイな気持ちになるわけです。義務になると、やっぱり億劫になりますよね。

今日はそんな方に向けてのお話です。

こまめなご褒美をめざす

ビル・クリントン氏は大統領だった頃、SPを引き連れてジョギングし、朝マックでフィレオフィッシュバーガーを食べることを楽しみにしていた、というエピソードをなにかの本で読みました。
そのときは「せっかくジョギングでダイエットを頑張っても、ハンバーガー食べたら台無しじゃん!」となかば嘲笑気味に感じたものですが、いま考えると、なにか楽しいことや、美味しいものを褒美にすることで運動を継続する・・・という方法もアリじゃないか♪と腑に落ちるところがあります。

例えば「朝日が昇るのを眺めるために早朝に海岸線を目指して歩く」とか「ウォーキングの帰りにスタバで熱いコーヒーを一杯飲むぞ」とか、そういう自分にとってのご褒美的なイベント(というと大袈裟ですが・・・)を拵えて、そのために歩く、というのも楽しいではないですか。

よく子供に「テストで100点を取ったらお小遣いをあげる」という親がいるという話をきくと「子供は自分自身のために勉強するのだからそういう取引は本末転倒だ」「躾にもよくない」という反応が予想されますが、自分自身にご褒美をあげるのならば躾もヘッタクレもないのでモーマンタイです(笑)

記録する

レコーディングダイエットというのがあります。ダイエットを志すひとが、毎日の食べたものと体重をメモ帳に書き留めるだけで、気が付くと潜在的に食べるものに意識を向けはじめ、結果も出てくるので結果的にダイエットに成功する、というアレです。

人は記録をすると、その記録を継続したい、そしてハッピーエンドにむずびつけて
いまの自分の活動が無駄じゃなかった、と思える段階まではなんとしても行きつきたい、行きつくんだ!という欲望を抱くのだと、私はそう思うんですよね。

具体的にいうと、空手を始めたなら黒帯になりたい、クラッシック・バレエを始めたならトウシューズを履きたい、というように、その分野で一人前と言われるレベルまでは到達しないと、努力がただの無駄で終わる、と思うから、ひとは成果がでるまで
頑張ろうという必死な気持ちになるのだと思います。「これまでの努力を取り戻さなくちゃ」感とでも言いましょうか・・・。

だったら、その人間の本能的な欲望を利用しちゃいましょう!(∩´∀`)∩

ウォーキングを続けたい!という意識を持って、距離と時間の実績を毎日メモ帳に淡々と記して、その日の自分の思いを一言感想でもよいし、一遍の詩でもよいので付け加えておくとイキですね。
この感想の部分を調子に乗って長々と書いてしまうと、毎日のことですので「面倒くさい!」となって中断の言い訳にもなりかねません。一言だけ添えるので充分です。ダイエットを志す人は体重もメモに付け加えて頂くのがお薦めです。

アーリーアダプターの友人は「アップルウォッチ」を購入して、ワークアウトアプリを使って距離や歩行速度、心拍数までを把握・分析できるようにして、毎日のウォーキングをデジタルコンテンツで楽しんでいます。もうゲーム感覚だそうです。

「記録=継続→成果」これは堅実な方程式ですね。

ウォーキングを中心に生活を再構築する

ウォーキングを毎日の習慣にして継続したい!と思い立った時、ほとんどの方が「どの時間帯なら空いているかな?」と考えると思います。
でも、こういう思考に陥ったひとは、継続がなかなか難しいものになることを覚悟しておかなければなりません。

なにかの「ついで」だから続かないのです。

「夕飯を食べてからお風呂に入るまでの時間に30分ウォーキングしよう!」
素晴らしい心掛けです。食後の腹ごなしにウォーキングを行ない、汗をかいたら入浴して、少しノンビリしてから就寝。完璧な順序だと思います。

でも、これでは継続しません。
なぜなら上記したように、この考えではウォーキングはあくまでも空き時間での「ついで」に過ぎず、そのような動機ですと「夕食を食べながら観ていたテレビ番号が面白かったので今日のウォーキングは中止」というような思考につながるからです。

つまり、食事して、ウォーキング、最後に入浴という順番は一緒でよいので「ウォーキングを軸に考える」ということが大切でなんです。
「夜の時間帯で必ず30分ウォーキングをするんだ!」ということを最優先のプライオリティで決めてしまうのです。
そして次に「そのウォーキングをするために事前に夕飯を食べておこう」とか「ウォーキングで汗をかき太ももの筋肉が張るから入浴は歩いた後にしよう」とか、そういうスケジューリング・思考に切り替えるのです。

すると、残業などで夜の自由時間が少ないときにも「ウォーキングの時間を確保する」ことを最優先に考えますので「今日は夕飯は簡単に短時間で食べられるものにしよう」という思考になるわけです。

さいごに

いかがでしたか?
人間は元来、飽きっぽい生き物です。何かを「成したい」「継続したい」と思ったら、ストレスなく継続するための工夫が必要ですよね。

今回、私が思いつく3つの方法を述べさせていただきましたが、世の中にはもっと効果があり、もっと面白い方法を実践されている方もいらっしゃると思います。
もしもよい工夫の方法をご存じの方がいれば、教えていただけますと嬉しいです。

それでは~!(●^0^●)

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