お散歩中に草花に目を向け楽しもう!私の好きな花3選

あきらんウォーク

お散歩やウォーキングがなんとなく味気なく思えるとき、気分転換の一つとして、歩くコースに咲いている草花に目を向けるのはいかがでしょうか?

「お花の図鑑を片手に持ったまま歩いて!」と無茶を言っているわけではありません。
皆さんのお散歩コースにひっそりと、しかし輝きを誇示して咲いているお花を「ああ綺麗だな」だけで一瞥して通り過ぎるのではなく、ちゃんと観察して、写真を撮って、自宅で名前や花言葉を調べて、とやってみたら楽しくありません?楽しいですよ!私が現にやっていますので。

幸い今の時代はスマホという文明の利器があります。
花を手折らなくても、スマホのカメラに収めるだけで自宅に帰って図鑑で調べられますし、どの花なのかがイマイチ判らなければ、インスタにUPして教えを請えば、どなたか心優しい詳しい方が助けてくださいます。

本当に良い時代になったものです。

今日は私がお散歩のときによく見かけ、道端で偶然に見つけると嬉しくなる花を3つほどご参考までに紹介させていただきます。
孤独になりがちなお散歩ライフで、お気に入りの花に再会できたとき、とっても嬉しいものですよ♪

ツユクサ

花言葉は「尊敬」「僅かな愉しみ」「密かな恋」「小夜曲(セレナーデ)」ですって。
一番最後のやつ、なんのこっちゃですよね(汗)

中学生のとき、夏休みの自由研究を安易に「押し花」にしたのですが、そのときの栄誉ある1ページ目の花がこれです。
部活動の合宿先の野原でみつけてクロッキー帳に挟み込みました。
だからいまでも夏場にこの花がひっそりと咲いているのをみかけると、思春期のときの自分に戻って胸がちょっと「キュン」となりますね。青と黄色が鮮明でスカッとしたところも好みなんです。

古くから親しまれている身近なお花で、万葉集にも「月草」の名で登場しているのですって。
万葉集では恋の歌に好まれて使われていたそうですよ。ほら、やっぱり「キュン」だっ(笑)

このツユクサは朝露の時間帯に綺麗に咲いて、お昼頃、太陽が高いところに昇る頃にはしおれてしまうので、きっと、その儚げなところが万葉の昔の人々の心をとらえたのですね。

因みに里中満智子さんの漫画「天上の虹」にありましたが、万葉集には蝶々の歌がないそうです。
あんなに可憐で美しい昆虫なのにおかしいですよね。

ランタナ

花言葉は「合意」「協力」「確かな計画」

花壇でよく見かけるお花ですよね。ゴチャゴチャと小さい赤ちゃんみたいな花がまとまって、スイミーみたいになって(笑)ひとつの可憐な花になっているところがキュートで好きなんです。

こういう細かいのがゴチャゴチャしているのを見ているとワクワクします。
昔、カマキリの卵からミニカマキリが軍隊の行進みたいにたくさん出てきたところを眺めた時の感動や、タツノコプロのアニメ「タイムボカンシリーズ」のびっくりどっきりメカ(わかるかな・・?)みたいにとにかくいっぱい小さいものが集まっているものを「いいなぁ」って感じてしまう性分なんですよね。

なによりもピンク・白・イエローのパステルカラーが映えます。

でも、園芸をしている人から聞いた話ですが、この花って実は、繁殖力が旺盛すぎてブラックバスやカミツキガメみたいな、生態系に影響を与える「危険な外来種」なんですって。

確かに、よく考えるとあちこちに咲いているし、春先に見かけたと思ったら、秋口にも咲いているし、そうとうな生命力・パワーのある花ですよね・・・・。

見た目の可愛さに惑わされてはいけないのかもしれません。
そう考えると、この花の花言葉って怖いかもです。小さい花たちがまとまって「確かな計画」で「協力」しながら日本の古来種を駆逐しながら咲き誇っていく・・・みたいな?

彼岸花

花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」「悲しい思い出」・・・。
ほかにも幾つかあるみたい。でも、なんか「別れ」を彷彿とさせるイメージ通りの花言葉ばかりですね。

私は散歩コースにお寺や神社を含めることが多いです。
「お彼岸」の名前がついているので、お寺の境内とかによく咲いているイメージがあります。
辛気臭い、不吉、と思われがちなネーミングの花ですが、私はなんとなくドンヨリとしたお寺の片隅に、真紅の美しい彼岸花が自己主張しながら懸命に咲いているのを見掛けると気持ちがパッと明るくなります。

本当に赤いドレスを身にまとって、髪の毛をツンツンにしているようなオシャレさんの花です。
でも、9月のお盆過ぎに咲いて、秋の訪れを告げることから、やはりネーミング通り、日本ではちょっと「沈んだ感じ」のイメージがつきまとってしまっていますよね。

球根が有毒で、食べてはいけないそうです。
ユリに似た感じのイメージなので勘違いしたら危ないですよね・・・ってしないか(苦笑)

山口百恵さんが歌う「曼殊沙華」って彼岸花のことなのですって。
「まんじゅしゃげ」という読み方らしいですが、百恵さんの歌を聴くと「まんじゅしゃか」となっています。
読み方に解釈の違いがあるのかしら。

さて、今回は私がお散歩やウォーキング中に見つけてホッコリするお花を個人的独断と偏見で3つ紹介してみました。

お散歩中に花壇や神社仏閣、芝生や空き地など、通りかかる所にひっそりと、でも存在感を示して咲き誇っている花たちを見かけたら、どうか気にしてあげてくださいね。
スマホでカシャッと撮って、自宅に帰ってからその花を図鑑で調べてみる・・・。お散歩の楽しみのひとつとして、気が向いたらでよいので、そして、運命的に引き付けられるような出会いをした花だけでもよいので、試してみられてはいかがでしょうか~♪

それでは、また!(●^-^●)

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