「ベーカリー&カフェ 沢村 広尾プラザ」でセレブな気分で個性派なパンを食らうの記!

あきらんイート

休日に麻布十番から有栖川宮記念公園を経て、広尾の駅までお散歩をしました。
そのまま地下鉄に乗って帰ろうか?とも思ったのですが、通勤圏内ではないこの駅にせっかく来たので「コーヒーでも飲んで帰りますかっ!」と思いたち、ふらっと立ち寄ったのが、駅のすぐ横に燦然と建つオサレなモール。

「広尾プラザ」

エスカレーターを昇ると、これまたオサレなカフェがあり、そこにはオサレな方々が
たくさん入っていくのを確認しつつ、トレパン姿で全然見栄えのよくないワタクシも、つられるように入店したのでした。

はい!今回は、このカフェで飲食したレビューです(^-^)

「ベーカリー&カフェ 沢村 広尾プラザ」

入店するとすぐにパンが並んでいて、トングで選んでレジに行き、テイクアウトならばそのまま会計しパンを受け取り、お店で頂くのであればコーヒー等を注文、という、まあよくあるベーカリーショップのスタイルです。

ただ、違うのは段違いに「オサレ」(すみません!この表現ばっかり。しつこい?)だということです。
大通りに面した大窓から日光が燦燦と入り込み、イケアにあるような席に座ってお客の皆さんが読書をしたり、談笑したり、思い思いに空間に溶け込んで、ベーカリーとコーヒーでの喫茶を満喫しているセレブな賑わい。

そこに散歩途中のトレパンのオッサン(私のことね)が出現!
場違いかとも思いましたが、お腹もすいていたしコーヒーも飲みたいよぉ!という抗いがたい気持ちに逆らわず、このセレブなお店のお客の一人に収まることにしました。

外苑西通りが見える窓側のテーブル席に案内してもらいました。

今回戴くのは「沢村ブレンド」とネーミングされたブレンドコーヒーと「旬の地野菜カレーパン」そして「信州リンゴのアップルパイ」の3点です。
100%直感に従ってチョイスしました。

「沢村ブレンドM」苦みは仄か!癖がなく飲めます

このお店の本拠地(という言い方でよいかな?)は軽井沢にある「SAWAMURA」というベーカリー・カフェなのですってね。
このブレンドコーヒーも、そのブランドのマグカップに淹れられ、雰囲気を醸し出しています。

ブラックで頂きましたが、一緒に食べたアップルパイの甘さを中和させる程よい苦みがあって、セットで高評価!という感じに美味しく飲めました。

お代わりが欲しいところですがMサイズ一杯で440円。
ブレンドコーヒーとしてはちょっとお高いので諦めました。
コーヒーをマグカップ二杯で880円、と考えると、ちょっとそこまでして飲みたい!と思うほどの価値はないかな。

「旬の地野菜カレーパン」とにかく味が複雑で面白い!

これ、パンが何種類も並んで置いてあるなかで、ひときわ目につきました。
だって、見た目がプリンでしょ(笑)

なので、パンであるにしても中に入っているのはカスタード?と思いきや、まさかのカレーパン!
カレーパンって私の印象では、脂っこい揚げパンみたいなモッサリした見た目の固定観念イメージなのですが180度それを裏切っているところに一目ぼれして「よしよし吾輩の目に留まるとはオヌシやるのう」(だれ?)という気持ちでピックアップしました。

テーブルに座って、これをパクっとかじりつこうと思いましたが「いやいや、もしかしたらインスタ映えするかも」と思い、両手で半分に割って、開こうとしたのですが、パン生地がもっちりしていたので、グゥニャ~っと汚くちぎれてしまい、なかのカレーパンも絵の具の中身みたいに、ダラッと不格好に出てきてしまいました。

せっかくだからと写真を撮りました(笑)

隣のテーブルのセレブっぽいカップルが(汚い食い方するなよ)って言いたげな冷たい横目の視線を向けてきました。

ゴメンナサイねぇ。トレパンのオッサンで。

このパンの中のカレーですが、10種類以上のスパイスと牛肉、豚肉、鶏肉コンプリートでルーを煮込み、旬の野菜を加えたというシェフの工夫の逸品らしいです。
テイストは濃厚、というよりも複雑。ハーモニーというよりは大歓声の日本武道館。
つまり、味が調和されていなくて、それぞれの素材がトンガって、結果として面白い味になっています。スパイシーな感じで頂けました。おすすめです。

「信州リンゴのアップルパイ」とにかく肉厚です!

これもまた見た目が綺麗です。そうです。その基準でチョイスしました。
だって、このお店に関して予備知識とかがないので、直感に従って選ぶしかなかったのです。

でも、これもマイウーでしたっ!(※^-^※)

これもまた「今度こそインスタ映えするかも」と思い、よせばいいのにまた手で半分にしたところ、やっぱりパイ生地なので、ポロポロと崩れ、またしても中身のアップルがだらしなく出現!
じぶん才能ないね。不器用です。

隣のテーブルのセレブっぽいカップルが(あ~あ、またやってるよ)という感じでチラ見しているのが視線を合わせていなくても雰囲気でわかる。そーか!これが第六感というやつかっ。

ごめんよ(>0<)トレパンのオッサンが雰囲気ぶち壊して・・・(涙)

さて、肝心のお味のほうですが、パイ生地の形が木の葉みたいでカワイイだけではなく、外はポロポロ、なかはモッチリしていて、その違いがアクセントとなって歯ざわりよいです。
そして、歯触りといえば、その中身のアップル!これがまた果肉が分厚くてジューシーです。もしかしたら中身がスカスカ?と半分疑っていたので、これはよい意味で予想を裏切られました。

トースターで温めて頂くと、より美味しくいただけますよ~。

さいごに

他のテーブルのお客さんの会話をなんとなく傍受(いや、聞こえてきたので)しましたが、このお店、モーニングが充実していて人気らしいです。

今度は朝の時間帯に散歩して、このお店に立ち寄ろうか、とも思いましたが、思い立ってもなかなか行動に移さない性格のワタクシ。そのような日が本当に来るのかは疑問符ですね(汗)

でも、今度来るときは文庫本でも持参して、トレパンではなくカジュアルなシャツとジーパンで、エレガントな自分を演出して(笑)カフェを楽しんでみたいなぁ~、と思わせる、そんなお店です。皆さんも広尾に行かれた際には是非立ち寄ってみてくださいね。

余談ですが、広尾プラザの敷地内に赤い素敵な電話ボックスを見つけました。
年齢がバレる古い思い出ですが、むかし田原俊彦さんと松田聖子さんの競演CМで、赤い電話ボックスのシーンがあったなぁって、これを見て思い出しました。

「ハッとして!good」って、確か電話ボックスが出てくる歌でしたよね♪

そういえばスマホ全盛の世の中になって、電話ボックスなんて、もう十年以上使っていないなぁ。
今は時間も曜日も関係なく、連絡を取りたいと思ったときに、そのひととSNSですぐに意志の疎通ができる時代。
便利な世の中になりました。

でも、昭和の昔、友達と待ち合わせをするにも、集合場所で相手がくるのを、ただひたすら「待つ」しかなかった時代。
そして会えたとき、とてもうれしかった時代。

あの時代のほうが、今よりは便利ではなかったかもしれないけど色々なことが「豊か」だったような気がする。
それって私の気のせいなのかな・・・。

もう、ああいう時代は永遠に帰ってこないでしょう。
電話ボックスを見て、なんか、そういう風に考えちゃいました。

今回はここまでにしますね。(●^-^●)

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