JR秋葉原駅ホーム売店「ミルクスタンド」の瓶牛乳は昭和の匂いがした!

あきらんイート

これまで何度となく取引先への移動などで利用していたJR秋葉原駅の総武線5番ホーム。
このホームに通りかかる人々の目をひく「存在感アリアリのマシマシ」な売店があります。

ひと呼んで!って、ふつーに書いてあるけど「ミルクスタンド」!

いつも京浜東北線からの乗り換えで、総武線に飛び乗るために、横目でチラ見だけして通り過ぎていた、私にとっての「近くて遠い」存在のお店。でも今日、何の因果か休日にこの駅を利用することになり、「えいっ!」と気持ちを奮い立たせて(大げさじゃっ!)ここで念願の「ミルクスタンド牛乳デビュー!」しちゃったのです。

ハイ!今回はそのお話なのです。

(●^-^●)

今じゃすっかりレトロ!「ミルクスタンド」という言葉の響き!

本当に何年も「ここでミルク飲もうかな?飲みたいな~♪」と思いつつ、そんな暇のない急ぎ移動の社畜サラリーマンだったので、なかなかホームでのんびりする時間をとれず、今日までずるずると来てしまいました。

この「ミルクスタンド」っていう響きがよいですよね。なんかなんか、大正ロマンなハイカラな感じ。

そんなわけで期待度MAXでレジの前に立ったのですが、なんですか?メニューが多すぎます(汗)

何を頼むのが通なのか??などなど非生産的なことを考えているうちに2人ほどお客さんがきて「牛乳!ホットで!」と言い放ち、牛乳を受け取るや否や、ごくごく飲んで「さっ」と消えていったので、私も真似してみました。

「牛乳のホット!高い飛騨の濃厚牛乳にしてください!」

高いといっても160円です(笑)

久々に味わう「瓶の牛乳」はやっぱりノスタルジック

牛乳だけじゃ寂しいので、定番のヤマザキのあんぱんも一緒に頼んで270円!
ちゃんと「春のぱんまつり」のピンクのシールが貼られていますね(笑)
この並びがなんとも言えず「昭和」を思い起こさせませんか?

ホットと云っても熱いわけではなく、お酒でいうとぬる燗。あ!牛乳瓶だからぬる瓶か。さっきのお客さんもごくごく飲みほしていましたから、人肌くらいの赤ちゃん用ミルクのような感覚ですかね。

売店の脇に小さな袖机みたいのが置いてあって、そこで戴きました。

飛騨の牛乳ということで銘柄もよいのかもしれませんが、それ以上に感じたことは、
瓶に口をつけて牛乳を飲むって、本当に久しぶりだなぁって・・・。

今日び、サウナや銭湯の牛乳も瓶ではなくてプラスチックの時代です。
私は小学校の低学年の頃までは瓶牛乳で、厚紙みたいな蓋を剥がしてメンコにして遊んだりしていましたが、給食当番の生徒が瓶を落として割るという悲劇が続き、たしか小学校3年生頃から、三角パックにストローをさすタイプの牛乳に変わった覚えがあります。その三角パックも、飲み終えた後ストローで空気を吹き込んで、穴をテープで塞いで踏みつけ「パン!」と音を鳴らす遊びをしていましたが・・・・(汗)

いろいろ思い出してきた!(^-^;)

つまり「瓶の牛乳」って多分それ以来??かもしれません。

コップやストローで飲むのと、瓶で飲むのって明らかに味が違いますよね。これ、皆さんはどうなんでしょうか?
私の気のせいかなぁ・・・。普段は牛乳パックを買ってきて、お風呂上りとかにコップに入れて飲んでいますが、瓶を通して飲んだほうが、なんか美味しいような気がするー。

そんなこんなで牛乳飲み終わるのに1分。あんぱん食べ終わるのに1分。わずか2分の瞬殺でした(笑)

本当に昭和の薫り残る伝統のお店だった!

この「ミルクスタンド」ですが、開業はなんと昭和25年!とのことです。
昭和25年といったらアナタ、1950年ですよ!朝鮮戦争が始まった年で、まだ日本はGHQの占領下!
その時の牛乳もメイド・イン・オキュパイド・ジャパン!通勤客の絶大な支持を得て、連綿と伝統をつないで来たのですね。

「牛乳と菓子パン」なんて単価が安いので、こんな売店で経営が成り立つの?と一瞬考えそうですが、おそらくその心配は杞憂です。

私が店の前で牛乳を飲んでいた2~3分の間にも、10人くらいの人が牛乳をオーダーし、15秒くらいでガンガン飲み干して、総武線に乗り込んでいきました。
つまり、僅か2~3分で1,000円以上を売り上げているというわけ。
例えばラーメン屋で同じ1,000円のラーメンをオーダーされたとしたら、調理して、お客さんが食事して、雑誌読んだりして20分くらい居座って、帰ったあとも後片付けが必要です。

牛乳ならばショーケースの在庫を渡して、客が飲み終えたら瓶は業者が引き取りにくるだけですから、この「ミルクスタンド」!おそらくメッチャ高回転率でコスパ優秀です。

秋葉原駅という乗り換え客の多いHUB駅のホームに陣取っていれば、今後もずっと繁栄は揺るがないような気がします。

ホームの反対側にもお店があります!

いままでお話してきたのは総武線5番ホーム(お茶の水方面)でしたが、反対の6番線(千葉方面)にも、同じく牛乳を飲ませる売店があります。

「MILK SHOP 酪」

今度はこっちで「青汁」を飲んでみようかな~っと思いましたが、お腹の中で変な混ざり方すると嫌なので、またの機会にします。

「大沢牛乳」・・・・。気になる。こんど絶対これ飲む(笑)

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