ウォーキングをするとき、皆さんはどういう基準でコースを選んでいますか?
、のんびりと歴史スポットや自然を眺めながら歩く「お散歩」でしたら、コースはもちろん眺めたいスポットを順番に歩いていく一択ですが、健康のために歩くという目的の、いわゆる「ウォーキング」なのでしたら、なるべく効果が出て、しかも歩きやすいコースをチョイスするに越したことはありませんよね。
今回は、そんなあなたのヒントになるかも!という思いで、マイ・チョイスのコース基準について書いてみました。
明るいけど交通量の少ない道を選ぶ
社会人であれば平日ですと早朝か夜のウォーキングが中心にならざるを得ませんが
NGなのは「暗くて寂しい道」です。
気分も萎えますし、怪我や犯罪に巻き込まれやしないか?と常に周囲を気にしながら歩くのは集中力がそがれてウオーキングの効果も半減です。実際にトラブルに出会う危険もあり、禁じ手だと思ってください。
明るく、周囲が開けており、常に前方をみたときに人の姿があることが大切です。
体調が突然悪くなったときや、なにか危険が迫ったときに、誰かを呼び、助けてもらえる、そういう条件下でのウォーキングを心がけましょう!
そのうえで出来れば交通量の少ない道を歩くのがベストです。
たとえ歩道を歩いていても、常に背後からエンジン音が迫ってくるとストレスになり、ウォーキングに集中できません。排気ガスを吸い込むリスクも気になります。
歩道の広い道を選ぶ
幹線道路沿いを歩く場合、もちろん歩道を歩きますよね。
ただ、歩道が狭いとスマホをみながら歩いているような人を追い越せないし、後ろからジョギングしてくる人も常に気にしながら歩かないといけません。
できれば歩道自体がひろく、2~3人が横に並んでも歩けるくらいの道がよいです。
「そんな道ないよ~」と思う方もいるかもしれませんが、ふだん「広い歩道」を気にしていないだけです。
どの町にもちゃんとありますからウォーキングしながら探してみてください。
また、そういう道であれば前の項で書いたように「街灯があって明るい歩道」だと思いますよ。
信号のない道順を選ぶ
ウォーキングにとって大切なのは「テンポとリズムとノリ」です。
せっかく気分が乗ってきたと思ったら信号待ち・・・。リズムが崩れてしまいますよね。
だからって信号無視をしてはいけません。
要はウォーキングコースに信号がないようにすればよいのです。
現代のような交通網の発達した都市部で、信号なしで長い距離をウォーキングできるのか?とおもいきや、これも探せば結構あるんです。
私も自宅から某駅まで、20分以上のウォーキングで「信号いっさい無し」のコースを見つけました。
普通に信号のあるコースを使うと7~8分でいけるのに、遠回りしてバカみたいですが、ことウォーキングならば、その分長い距離も歩けるので一挙両得です。
公衆トイレのある公園
ウォーキングの前後には、きちんと水分を補給することが必要です。
でも、ある年齢を過ぎると、お手洗いが近い方もいらっしゃると思います
歩くときに「もよおしたらどうしよう・・・」と考えながらですと精神衛生にも悪いですし、そもそも考えすぎると、本当にお手洗いに行きたい衝動に駆られてしまうこと、ありますよね。
ウォーキングコースの中間地点に1カ所、できれば2カ所くらいは、公衆トイレや、お手洗いのある公園があると安心感が得られます。
本当におトイレに行きたくなった時、もちろんそこで用を足せますし「途中でトイレに行きたいと思えば行けるんだ」と思うだけで、本当に気が楽になり、案外と尿意を催さなくなるという効果もあります。
おトイレに行くのは恥ずかしいことではありませんし、こまめにトイレに行ったほうが我慢するよりずっと健康によいのです。シンプルに考えましょう。
ウォーキング自体「健康によい」という理由でしているのですから、お手洗いについてもきちんとウォーキングコースに盛り込むことを大切に考えてくださいね。
登り坂のある道を選ぶ
同じ時間、同じ距離を歩いたとしても、平地を歩くよりは、軽い傾斜を登ったほうが
心拍数も活発になりますし、下半身に負荷がかかって運動効果が増すというものです。
コース中に坂道を登って強弱のインパクトをつければ飽きもきませんし、登山のような本格的な傾斜でなければ、爽快感+ちょっとした疲労感が得られます。
ならば下り坂はどうなのか?といえば、これはあくまでも個人的見解ですが、下り坂はあまり心拍数に影響を与えませんし、ウオーキングで疲れ気味のところに下りの道が入ると、膝がガクガクしてきて、足の故障につながりかねない気がします。
緑が多くアスファルトじゃない道を選ぶ
都会のメタリックな道路をカクテル光線に照らされながら闊歩するのは楽しいものです。
でも、そんなコースを選んだとしても、どこかでフェイドアウトして、息抜きできる場所を探しておきましょう。緑の樹々や花壇、芝生、そしてアスファルトではない土の道を歩くスポットを探し、そのスポットをウォーキングコースに組み込んでください。
海辺に住んでいる方は、浜辺に降りて砂浜を歩くコースを加えると最高なのですが、
そういう立地に住んでいない方は、大きな緑地公園や緑道などを探してみましょう。
別の項でも書きましたが、暗くて怖いところはだめですよっ!
明るい都会の、ビルの見える一角に、ほっと落ち着く緑にあふれたオアシスのような空間があるはずです。
ある程度の大きな町には、必ずそういう憩いのスポットがあります。
サラリーマンがお昼休みにお弁当箱を広げるベンチのあるようなところがあれば、ウォーキング途中のちょっとした休憩やクールダウンにも活用できますよね。
そして、アスファルトばかりを歩いていた足に、土の感触は新鮮です。
足の裏にも刺激というか、インパクトを与えてやってください。
さいごに
私も常に「もっと楽しくて運動効率もよいコースはないかな?」と模索しながらの日々です。
皆さんの「こんなコースがお薦めだよ」というお話も教えて頂けたら嬉しいです!
ウォーキングに日々取り組んでいる皆さんには「目指すなにか!」があるはずです。
それがダイエットなのか、長寿なのか、足腰を鍛えることなのか、は人それぞれだとおもいますが、せっかくウォーキングを習慣にして「長く続けよう」と思ったのですから、より安全に、楽しく、刺激のあるコースを見つけて、人生を実り多いものにしていこうではありませんか!
ということで今回はここまでですっ!
(●^-^●)
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