ウォーキングは、そのためにわざわざ時間を確保するよりも、生活のなかの行動様式に取り入れたほうが無理なく長続きするというのは、言われてみると「なるほどなぁ、そうだよなぁ」とは思うのですが、なかなかどうして実践するのは難しいです。
ただ「通勤時間にウォーキングを取り入れています」というひとは比較的多いですよね。
ビジネスマンが通常勤務のなかでウォーキングを取り入れるとしたら、その時間しかない、という声がきこえてきそうです。
例えばパッと思い浮かぶのは乗り換えのために改札から改札への100mほどの地下通路を早歩きで移動する、とか、エスカレーターは使わずに階段を使う、とかでしょうか。
そんな通勤時間を有効活用したウォーキング習慣を積極的にサポートしてくれているような駅を見つけましたのでご紹介しますね。
ウォーキングによる健康志向を奨励!「つくばエクスプレス秋葉原駅」
そもそもTX(つくばエクスプレスの略字)秋葉原駅の改札自体がエスカレーターで地下に降りたところにあるのですが、その地下改札を通って電車の到着するホームまでたどり着くには、更に長い長いエスカレータをくねくねと2フロア分ぐらい降下する必要があります。
駅の構内もそうなのですが、改札脇のエスカレーター横にもこんなスポットがあるんです。
だーれも使っていない階段(笑)に、どんぐりマナコのカワイイキャラクターの絵ですが「階段使って健康促進」とか「目指せ!シェイプアップ」とか書いてあります。
どうも「この階段を昇れ!」と言っているようです。
実際に駆け上るひとは皆無!と思いきや・・・・
階段の脇をみるとカロリー消費の目安が書いてあります。
この表記を信じれば、階段を1段昇るたびに0.1Kcal消費できるということでしょうか?
そして階段の段差のところには「千里の道も一歩から」とか「継続は力なり」とか、
昇らんとする人を激励するポジティブなワードの数々が・・・・。
これを見ながら強い意志で昇れ!という熱いメッセージですね。ウォーキング族を応援する駅の姿勢に目頭が熱くなります。でも、階段は少しきつそう・・・と躊躇していると、私の脇をスルっと通り過ぎた痩せ型の全身パリッとしたスーツの青年が「ほっほっほっ」と言いながら1段飛ばしで軽快且つリズミカルに階段を昇っていきました。
活用している人・・・いるんだ。
階段昇りはスクワットと同じ効果ですって
ウォーキングは有酸素運動ですが、その途中や前後にスクワットなどを取り入れるとダイエット効果が促進されると言われています。なぜならばスクワットや腹筋、ダンベル体操などは「レジスタンス運動」と言われており、筋力を強くすることで代謝をあげ、エネルギーも筋肉に取り込まれて使われるためぜい肉として蓄積されない、などのメリットが満載だからです。
この駅の階段の壁にはこんなポスターがあります。
階段を昇るのはスクワットをしているのと同じですよ。だから階段を昇りなさい!昇るべし!というメッセージです。この駅、とことんウォーキング族を応援してくれています。
TX秋葉原駅!侮れませんね。
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