なにかと気ぜわしい世の中、たまのお休みでお天気がよかったりすると、外出してお散歩してみたくなるものですよね。
お散歩それ自体に堅苦しい縛りがないのは自明ですが、それでもせっかく歩くのですから、なにか自分の嗜好にあった好奇心をかきたてられるテーマを見つけて、そのテーマを盛り込むような形でのお散歩を心がけられてはいかがでしょうか。
今回は私がお散歩のなかで、自分に不文律で課していることを3つ紹介しますね。
皆様のお散歩ライフにも、些かなりともご参考になるようでしたら嬉しいです。
雰囲気のよい純喫茶を見つけたら入店する
スタバ、ドトール、サンマルクカフェ、と、今やどの街にも大手のコーヒーチェーン群が軒を連ね、シェア拡大のしのぎを削っています。
明るい内装とオシャレな雰囲気、リラックスや読書、勉強にも適していて、肝心かなめのコーヒーのテイストも及第点と、とにかく当たり外れがないことが魅力です。
実際、私も殆どの大手チェーン店のスマホアプリを使用しています。ちょっとした商談の準備や休日のひとときなどに利用させて頂き、その至便性と安定感は最大限に評価できると考えております。本当に良い時代になりました。
でも、ある駅に降り立ち、その周辺をお散歩するようなことがあったら、私はその駅の近くで数十年もひっそりと営業を続けている「純喫茶」風のレトロなお店を探し、立ち寄るようにしています。
このご時世でも「喫煙可」なところが多いのは嫌煙家である私にとっては玉にキズですが、それでも地域に根差した独特の雰囲気を醸し出すようなお店で、ゆっくりとネル・ドリップコーヒーが来るのを待つ時間は心が躍ります。
そういうお店で私がオーダーするのは、大抵がブレンド・コーヒーと自家製チーズケーキ。
以前は「懐かしナポリタン」党だったのですが、最近は少しばかり節制を考えていまして・・・・。
「ええっ??ケーキで節制??」とお叱りを受けそうですが、チーズケーキは、その全体に占めるチーズの範囲が多ければ多いほど糖質が少なく、ケーキの中では比較的「優等生」なのですって。
話が脱線しましたが、要するに、その駅の歴史、街の歴史を共有してきた老舗の純喫茶をお散歩中にみかけたら、ぜひ入店し、その街の独特の雰囲気に触れてみることをお勧めしたいです。
薬局の前の「サトちゃん」を写真に撮る
これは別の記事でもお知らせしていますが、私がある街をお散歩するときには必ず実践していることです。
すでに「サトちゃん」の写真は50舞を超えています(笑)
おなじみ製薬会社の「佐藤製薬」のマスコットキャラクターである「サトちゃん」はそれなりの規模の駅のロータリーや商店街にある薬局の前には、非常に高い確率で存在するというテッパンキャラです。
姿勢や服装にも多くのバリエーションがあり、お散歩しながら探すのに最適ですよ。
お散歩中にみつけたら撮影を楽しみ、コレクションしてみるのも一考の価値ありです。
「カップルのサトコちゃん」も一緒に並んでいる薬局をみかけたら、なおラッキーですね。
因みにもう少し難易度を上げたい方は薬局よりは店舗がすくない不二家のペコちゃん。
さらに店舗が少ないソフトクリームショップの少年少女(名前しらないけど)の人形とか・・・・。
見つけにくいターゲットに的を絞って探してみるのも面白いかもしれませんよ。
「緑道」をみつけたら迷わず歩く
都市圏にはいくつもの水脈の河川が張り巡らされており、まるで血管のようでもあります。
ただ快適な街づくり、都市計画や宅地造成などによって、中小の河川は埋め立てられたり、蓋をされ、アスファルトやコンクリートの道路の下で半永久的な眠りについている河川も多いと聞きます。
そういう、蓋をされて日の目を見ることができなくなった河川を暗渠(あんきょ)といいます。
大抵は「〇△緑道」などというネーミングがつけられ、地元の方の徒歩やサイクリングに利用され
憩いの場と化しているところも多いです
「今、自分が歩いている道は昔は川だった」なんて、もうそれだけでロマンのカタマリです。
緑道の両脇はこじんまりとした民家の並びとなっていることも多く、そういう道をお散歩していると「昔はこの河川で近くの民家の子たちがザリガニを捕ったりして遊んでいたんだなぁ」などと想像が膨らんできて、私は思わずニンマリしてしまうのです。
緑道は河川の名残に沿って道が作られていますので、まっすぐ4~5Km続くものもあり、まさにお散歩・ウォーキングコース用としても優れたスポットであるといえます。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
私は今回、お散歩の際のテーマとして自分の好奇心からの独断と偏見で「純喫茶」「サトちゃん」「緑道」について語りましたが、なにもこれに拘って頂きたいわけではありません。
皆さんにとって、それぞれ興味がそそられる対象は様々だと思います
せっかくお散歩をされるのでしたら「ああ、今日も歩く時間か・・」といったヤラサレ感ですと習慣としては長続きしませんし、なによりも毎日が不幸です。
自分の好きなもの、楽しめるものをテーマに定めて「よし!今日も楽しいことを探しに行くぞ!」という気持ちで外出しませんか?お散歩ライフを満喫してください。
そのとき既に、あなたにとってお散歩はプチ・トラベルであり、アドベンチャーですから(笑)
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