ちらつく小雨日和のお散歩が実はお薦めな理由3選

あきらんウォーク

お散歩やウォーキングを習慣にしていると、とかくお天気が気になりますよね。
「明日の天気予報は雨」ときくと、翌日のお散歩は中止にしなきゃ・・と残念な気持ちになります。

でも、本当に雨天を理由に散歩やウォーキングを諦めなくてはいけないのでしょうか?

固定観念を捨てて考えてみてください。たかが小雨です。

これが傘さえ差せない横殴りの台風雨、というのであれば話は別ですが、小雨ちらつく程度の天候であれば、傘を差せば酸性雨の影響も軽微ですし、散歩中の服装、終えた後のケアさえきちんとしていれば風邪をひくこともありません。

傘を1本差している、という以外に、晴天の日に歩くのと、大きな遜色はないのです。
腕が片方、傘に支配されますが、それは晴れた日に買い物かごをぶら下げて歩くのとなんら変わりないでしょう。

むしろ「雨の日ウォーク」には、そこでしか味わえない魅力があるのです。

私が小雨日和のお散歩、ウォーキングをお薦めする理由を以下に述べていきますね。

情緒があり心が洗われる!メンタルのお洗濯!

「月さま!雨が・・・」「春雨じゃ、濡れて帰ろう」なんて名セリフもありますよね。
シトシト・・という擬音がふさわしい小雨の街を傘を片手に歩くと、普段の街とは雰囲気が異なって見えるのがわかります。
歩道脇の街路樹の新緑に水が溜まり、それが雫となって滴り落ちてくるのは視界に美しい光景でしょう。

紫陽花の葉をうごめくカタツムリも運が良ければ発見できますし、
水たまりへの降雨が、同心円の波紋を拵えて、それが広がっては消えてくのも風情があります。
もし橋に差し掛かったとしたら、川の流れが強い濁流になっているのが眺められると思いますが、これもまた雨の日にしか見られない、特有の景色の愉しみ方です。

交通等で生じる粉塵等も雨が抑え込んでくれるので、空気も澄んで、感覚が研ぎ澄まされます。
女性であれば、パステルカラーの傘やお気に入りのレイン・コートなど、おしゃれアイテムを身に着け、楽しい気分で格好よく雨の街を歩いているのもオツではないでしょうか。

ココロが晴れてパッと明るくなればシメたものです。
雨の日だからって、なにも心の中までも雨模様になることはないのです。

因みに私は雨の日のお散歩をすると、荒井由実さんの「雨の街を」という曲をハミングしてしまいます。
抒情的な心をくすぐる名曲ですよね♪

強い紫外線を浴びるリスクが軽減!

うす曇りの日、紫外線量は快晴時に比較して60%くらいと言われ、雨天であれば30%と言われております。
単純に、雨天の紫外線量は快晴時の3割です。

夏などは特に強烈な陽射しが肌をチリチリ焼くようななかを散歩するリスクがあり、雨の日のお散歩ならばその心配が不要です。
また、最近は日本の夏の熱さは冗談じゃないくらいの酷暑ですが
雨天の鉛色の空の下なら熱中症の心配もありません。

ただ「晴れの日は紫外線対策をしっかり施しているけれども雨天では不要」という安直な考えは危険のようです。
3割といえども紫外線は確実にお肌に降り注ぎます。
快晴の日にきちんとした紫外線対策をしてブロックしているのと、
雨天でそれを怠って、紫外線を無防備に浴びてしまうのでは、結果的に長時間外にいると後者のほうが紫外線のダメージが高くなる、ということになるのです。

ですから雨の日でも、快晴時と同じくクリーム等の紫外線対策は万全にしてくださいね。
もちろんケアの条件が同じなら、だんぜん雨天のお散歩のほうがお肌には優しいです。

混雑が緩和されて歩きやすい!

天候の悪化が生命に危険を及ぼす山岳地域やがけ崩れ、河川の氾濫の心配があるところは別ですが、都会の公園や神社仏閣、テーマパークなど、お散歩するなら雨天のほうがもちろんすいています。

雨天のため野外イベント等は中止かもしれず、公園のベンチにも腰かけられないですが、お散歩やウォーキングで往来を闊歩するのでしたら、小雨ちらつく日は閑散としていて断然お薦めです。

「雨の日は割引」というカフェやレストランも結構多いです。
雨の日はみんなが出歩かず、お客様が来ないので、そのような割引で集客を狙っているのです。

お気に入りのカフェを散歩コースに組み入れておいて、立ち寄ってみませんか。
ウエストポーチに入れた文庫本をおもむろに取り出し、コーヒーブレイクをしながら優雅に読むというのも楽しいものです。
窓の外は雨。テーブルには熱いカフェラテとお気に入りの詩集。
想像したらウキウキしてきます。

最後に

今回は、小雨がちらつく日のお散歩・ウォーキングを躊躇しがちな方を対象に「大丈夫だよ!」「むしろ雨天のほうが楽しいこともあるよ!」という観点でお話してきました。

ただ、くれぐれも足元のぬかるみにハマって転倒したり、雨に濡れた身体を自宅に帰っても拭くことを怠り、身体を冷やして風邪をひいてしまったり、そういう点に関しましては細心の注意を払って頂きたいです。
豪雨の時や、氾濫しそうな河川、土砂災害が危惧される地域での
ウォーキングは控えて頂くべき、というのも言うまでもないことです。

そういう点を充分に気を付けたうえで、小雨日和のお散歩を楽しんで頂きたいと思っています。
小雨の街なかは快晴のときとは表情を変え、雨に濡れた風景はいつもとちがう神秘的な装いとなって、お散歩をするあなたを魅了してくれる・・・なーんて素敵なことがあるかもしれませんよ。

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