「メリハリウォーキング」継続のための工夫3選

あきらんウォーク

ご近所をウォーキングされていて「なんかシックリこないなぁ」と思われることはありませんか?

「歩く」という動作はあらゆる運動の基本であり、プリミティブな行為でありますが、だからこそ、自然に歩こうとしてしまうと、だらだら、のんびりと我流に流されてしまい、せっかく貴重な時間を捻出して歩いたのにも関わらず、ウォーキング自体がキビキビしない、というか、効果を感じない味気ないものになってしまいます。

どうせ同じ時間を投資して歩くのですから「あ!いまワタシ運動しているな!」って実感しながら充実したウォークライフを満喫できないと勿体ないですよね。

今日はそういう観点のお話。歩いていることの楽しさを実感しながらも「あ!いま筋肉をつかっているな」「いま確実にダイエットにつながっているな」と、心に手ごたえを感じながら歩いてみましょうよ。

ドローインしながら歩く

ドローインという動作をご存じでしょうか。簡単にいってしまいますと「お腹に神経を集中して意識的に引っ込める」という運動です。
常に「少しでもウエストを細く見せるためにお腹に力を入れて引っ込める」ような気持になって、その状態を維持しながら生活していると、あら不思議、やがては本当にウエストが細くなってきます、という効果をうたい、一時期、ドローインの本が売れていました。

ウエストを細める効果についてはここで軽々に語ることはできませんが、この状態で「お腹を引っ込める意識を保ちながら歩く」ことによって、確実に姿勢は保たれ、集中してスタスタと歩くことができます。ただ単にだらだらと歩くよりは、ずっと全身が緊張感にみなぎり「いま歩いて運動しているぞワタシ」という充実感が得られます。試してみてください。

ドローインを効果的に実践する方法として、お腹を引っ込めた状態でギリギリきつくないズボンを穿いて歩く、というのが個人的なお薦めです。もしもドローインを意識するのを忘れてしまい、お腹の緊張を解いてしまうと、即ズボンがきつくなる、という「筋斗雲の頭の輪っか」みたいな効果があります。
あれ?ズボンがきつい!っという瞬間、ドローインを無意識に解除してしまった証拠ですから。

ランジしながら歩く

ランジというのは足を大股で前に出して歩く動作です。太ももや臀部の筋肉を鍛えることにつながる歩き方です。
都会の街路地では、これをキチンとやると少々ひとめについて不自然かもしれませんね。でも、公園など、運動をするに相応しいところを歩いて行う分には違和感はありません。

歩幅を大きくすると、自然に両手も大きく前後に振られて、全身運動が促進されます。なにより慣れるとリズミカルになってきて楽しいです。ただ、思いっきり大股に歩くならば、長い距離を行うのではなく、単距離・短時間であっても、太ももやお尻の筋肉がパッツンパッツンに伸びきるのを意識して歩くのが効果的だと思います。

前傾姿勢で登りの勾配を歩く

子供の頃、住んでいた家が坂の上の高台でした。
学校からの帰り道、重いランドセルを背負って、長い長い傾斜を、上体を前に傾けながら一歩一歩、かみしめるように登ったことが原光景として思い出されます。
登り終えるとかすかに息遣いが荒くなり、心臓の鼓動が聞こえることに気づき、子供ながらに「やりきった感」がありました。
だから今でもお散歩コースに坂や勾配の道があると、そんな少年の頃の思い出が脳裏をかすめて心が躍ります。

ここではランジとは違って、小さな歩幅で登ります。ですからまた違う筋肉を使うんです。

緩やかな勾配の坂でも、平地をウォーキングする1.5倍のカロリー消費になるそうです。
なにも郊外に行って登山などとしゃれこむ必要はありませんから、丘や高台を散歩コースに上手に組み入れて歩いてみましょうよ。

最後に

いかがでしたでしょうか?難しいものはなにひとつありません。3つとも今日からすぐにできます。
同じ時間、同じ距離を費やすしても、メリハリを意識したウォーキングを心がけることで、だらだらと歩くのと比べますとその充実感も効果も大きく変わってきます。

様々なバリエーションの歩き方を取り入れて、マンネリにならないウォーキングライフを模索いただくことで、一番大切な「継続」を目指していって頂ければと思います。

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